解説ビデオ(7分映像)

中国での臓器収奪とは何か?

他の国々での移植制度とはどこが違うのか?

証拠は?

中国(臓器収奪)法廷(9分映像)

ジェフリー・ナイス卿が議長を務めた独立民衆法廷「中国(臓器収奪)法廷」は、入手できる限りの証拠を精査し、2020年に一冊の裁定として書籍を発表しました。

この裁定の意義や発表の様子をまとめた動画。

臓器収奪は、中国全域で、何年にもわたり、かなりの規模で行われてきており、法輪功学習者がおそらく主な臓器源である。ウイグル人が臓器の供給源として利用される危険性も明確である。
ジェフリー・ナイス卿 「中国(臓器収奪)法廷・裁定」2020年
中国での臓器収奪は、法輪功の修煉者、ウイグル人、チベット人、イスラム教徒、キリスト教徒など、さまざまな民族、宗教、言語の少数派を標的にしており、彼らは各地で拘束されている。
12名の国連特別報告者および人権専門家 2021年

Q & A

臓器収奪(FOH:Forced Organ Harvesting)とは、臓器移植のために臓器が摘出される過程で人々が殺害される臓器売買の一形態です。中国政府が運営する臓器のための殺人産業は、数千億円規模に上ります。
1980年代、中国は死刑囚の臓器を使用しており、この行為は広く非難されていました。1999年以降、法輪功(佛家の修煉法)の学習者が主な被害者グループとなり、毎年6〜10万件の臓器移植が行われるようになりました。 2017年以降、ウイグル人(主にイスラム教徒のテュルク系民族)や東トルキスタンの他の少数民族が大量に収監されてきました。現在、これらの人々が中国共産党によって臓器のために殺害されているという証拠が積み重なっています。法輪功学習者とウイグル人は、臓器の健康状態を検査するために、拘留中に強制的に臓器の検査を受けています。 チベット人は長年にわたり中国政権の迫害を受けており、中国家庭教会の信者やその他の人々と同様に、犠牲者となった可能性があると考えられています。
“法輪功学習者 ― 法輪功は真・善・忍の理念に従い自らの健康と向上を目指す古代中国の伝統に根ざした佛家の修煉法です。1999年に中国共産党が法輪功への迫害キャンペーンを開始して以来、法輪功コミュニティが臓器収奪の犠牲になっています。 ” ウイグル人―中国北西部の新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)を含む中央アジアの地域に居住するテュルク系の民族です。ウイグル人の多くはスンニ派イスラム教徒で、穏健なイスラム教を実践し、主に世俗的な生活を送ります。2017年にウイグル人は膨大な数で監禁され始め、拘束中に強制的に臓器の検査を受けているという報告が出ています。

中国が臓器収奪プログラムを運営していることは、圧倒的な証拠で裏付けられています。

2020年「中国(臓器収奪)法廷」は広範な証拠を精査し「合理的な疑いを超えて、… 中国でかなりの期間、極めて多くの犠牲者に対して、良心の囚人からの臓器収奪が行われてきたことを確信する」と結論付けました。

2021年には、12名の国連特別報告者および人権専門家が、臓器収奪が実際に行われていることを裏付ける信頼できる証拠に関して、中国政府に共同書簡を送りました。(参照資料:プレスリリース [日本語訳];中国に送られた書簡の英語全文

中国での 生体臓器収奪 について

このグローバルの請願書は、人命を救い、中国政権による臓器のための大量殺人と共謀することを停止するように、私たち一人ひとりが声を合わせて、議員や国際社会に求めていく、一本の道筋となるものです。
DAFOHおよびETAC のウェブサイトから、この問題に関する最新ニュース、世界的な進展、報告書、学術論文、法案などをご確認ください。

「中国(臓器収奪)法廷」公式サイトChina Tribunal 邦訳サイト